博多から唐津に向かうと筑前前原(まえばる)を通る。
ここは大陸との交流も盛んで、日本最大の銅鏡が発掘された「伊都国」が弥生時代に栄えたところだ。
初期唐津発祥の地で斑唐津を追及する浜本洋好先生はこの地の肥沃餅藁を使っている。
現代では台風に強い背の低いうるち米に頼っているが、この手の藁は硬く自分好みの斑唐津には不向きだと浜本洋好はいう。

古代から続く丈の高い餅藁を栽培している前原の農家を探して種籾を分けていただき、地元・北波多の農家に栽培してもらっている。
収穫後、藁を干してから穂は農家に渡し、焼き過ぎて灰色にならないように茎を焼いて炭状の藁灰を作り、
これに土灰と長石を混ぜて斑釉を作っている。
窯詰め時には真っ黒い茶碗も、高温焼成で柔らかい釉調の斑唐津が劇的に誕生することに命を懸けている希少な陶芸家である。
【唐津 浜本洋好作陶展】Exhibition of HAMAMOTO Hiroyoshi
2023年2月24日(金) ~ 2月28日(火)Exhibition : February 24 to February 28, 2023
会場:しぶや黒田陶苑
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